ミズワタクチビルケイソウ
他の川へ移動する又は釣りから帰ったときには、川で使った道具はすべて殺藻しましょう。
概要
外来藻類のミズワタクチビルケイソウが長野県内でも確認され始めています。このケイソウは繁茂すると水中で綿状の群生をつくり、魚類、水生昆虫の生息や生育だけでなく、釣りの仕掛けに藻がまとわりつくなど、支障をきたすことが懸念されます。このケイソウが侵入した河川で釣りをした場合、釣り具やたも網、長靴、ウェーダーなどにケイソウが付着し、その後、殺藻せずに他の川で使用すると、分布域を拡大させてしまう可能性があります。





対処方法
長野県水産試験場での調査の結果によって、以下いづれかの対処方法が公開されております。
ウェーダーのフェルトは、特に念入りな対処を実施してください。
- 5%食塩水を1分間浸ける。 *食塩水に浸したくない場合は、以下の対処を検討してください。
- 60℃以上のお湯を1分間浸ける。
- 濃度50%以上のエタノールに1分間浸ける。
[長野県水産試験場 =ミズワタクチビルケイソウ拡大防止のため釣り具の消毒をお願いします=]
外来生物と考えられるミズワタクチビルケイソウ( Cymbellajanischii )は、0.1ミリ程度の微細な藻類です。繁茂するとミズワタのような群生をつくり、魚類、水生昆虫の生息や生育だけでなく、仕
https://www.pref.nagano.lg.jp/suisan/senmongijutu/mizuwata.html
→ [塩で防げ!外来藻類ミズワタクチビルケイソウ」(PDF:1,652KB)]
https://www.pref.nagano.lg.jp/suisan/senmongijutu/documents/20220418mizuwatasaisin.pdf
掛けに藻がまとわりつくなど、釣り自体にも支障をきたすことが懸念されます。※ミズワタのようなものが繁殖しているのを発見したら、漁協や水産試験場に速やかに報告をお願いします。
水産省-内水面-
[内水面に関する情報]
※長野県水産試験場からの公開情報と同様の内容となります。
https://www.jfa.maff.go.jp/j/enoki/naisuimeninfo.html
→ 各種パンフレット等
https://www.jfa.maff.go.jp/j/enoki/attach/pdf/naisuimeninfo-8.pdf
その他 :生態影響に関する参考情報
[ミズワタクチビルケイソウが放流アユの定着に与える影響]
https://www.pref.yamanashi.jp/suisan-gjt/documents/jiho46_p34-38.pdf