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長野県漁協の組合長会議と長野県水産史公開

先日組合長会議にてオブザーバーとして呼んでいただき、以下の内容を発表しました。

発表内容

発表ファイルを添付:※一部パーセンテージの表示を伏せております。

■電子遊漁券の促進

電子遊漁券

電子遊漁券の導入について、どちらの企業の立場でもなく、第三者の長野県民の釣り人であることを事前に説明させていただき、電子遊漁券を取りあつかう2企業のうち、つりチケさん・FISHPASSさん両方の導入が望ましいと考えているが、選択するのであれば、FISHPASSさんの方がよいと考えていること。理由は、ロイヤリティ(漁協さん側での利益率)での圧倒的な差と、保険オプションが付く点、遊漁者の入渓データからゾーニングを検討できる点を強調させていただきました。また、保険の観点から、河川ばかりではなく、湖の漁協を含めて電子遊漁券の導入が県民に安心提供につながることを説明しました。
※FISHPASSさんで電子遊漁券を購入した場合、遊漁者は遊漁券購入料金に変動なく、保険が適用される状態となります。管理人個人は、長野県の全エリアで釣り人の皆さんが無意識のうちに保険が適用され、安心して釣りができる状況を作ることが望ましいと考えております。

補助金(やるぞ内水面)の申請

長野県の補助金利用状況は過去2件のみと、他県に比べ漁協数に比例せず補助金を受けられていない状況であることを説明し、やるぞ内水面では、すでに前年度では電子遊漁券の補助金申請枠となりつつある状況で、電子遊漁券導入へのリクエストがかなり高い(全国1位)長野県では積極的に導入いただきたいということをお伝えしました。そして、本年度が補助金申請(やるぞ内水面)の最後の年となりうる可能性が非常に高く、この機会に申請を逃してほしくないという旨をお伝えさせていただきました。

※個人的にはこのリクエストが高い状況は、電子遊漁券を求める声が大きいということもさることながら、長野県に対する釣り人からの期待値が高いことを表しているものだと思うのです。長野県の渓流に憧れや期待を持っている方が多いのではないかなと感じております。また、発表では伝えられませんでしたが、すでに漁協の補助金の申請は、申請数を割っている状況であり、本年度が申請のチャンスになっている状況です。

FISHPASSさんの説明

本会議では、FISHPASSさんをお招きさせていただき、アプリケーションの説明や”やるぞ内水面の補助金”についての説明をしていただきました。県内の漁協さんの中には、どういったものかを知りたいたい!といったご要望も多く、FISHPASSとの顔合わせも実現が出来ましたので、何かわからない点など疑問を解消できるきっかけづくりになればよいなと管理人は考えております。顔見えないとね。。なかなか連絡しずらいでしょうし。。。

管理人から漁協さんに提案できる事項

上記やるぞ内水面を利用した申請は、以下の2パターンを提案しました。

 1.長野県の単協による電子遊漁券(FISHPASSさん)の導入申請
 2.長野県漁連電子遊漁券(FISHPASSさん)の導入申請

※つりチケさんは、やるぞ内水面を利用しない場合にも無料で導入できるプランがあります。希望があれば、申請いただければ導入できる状況なので、十分な検討の時間を作ることが出来るでしょう。

上記の単協による申請の他に、長野県漁連による申請を提案させていただいたのは、ご存じの方も多いかと思われますが、今年度は10年に一度の漁協権の更新を行う必要があり、各漁協さんが忙しくなることを想定したうえで、事務的負担の軽減を目的としました。また、以前記事を書いたかもしれませんが、実は長野県漁連によるFISHPASSさんへの電子遊漁券導入が確定した場合、長野県全土に電子遊漁券の販売網を構築いただくことをお約束いただいております。これによって、今年度の電子遊漁券申請が遅れた漁協においても希望があれば電子遊漁券を導入できる状況を提案させていただきました。

※単協による申請の方が漁協さんに入るロイヤリティは確かに高いのですが、長野県漁連経由での申請を認めてくださる漁協さんがでてくれば、長野県漁連にもロイヤリティが入ることになりますので、長野県としての漁協運営にその費用を当てることが出来ます。管理人は、もし一部でもこちらのWEBページ運営に費用をいただけることになれば、長期的に長野県の漁協から配信される情報配信を維持することが出来るようになりますので、気持ちとしてはこちらを協力いただくのがうれしいです(笑)可能であれば、WEBページ運用を外注するノウハウを県内に構築出せ、手放しで情報が配信される基盤を作りたいと考えております。

上記はあくまでも管理人からの提案になりますので、実現できるかは、長野県漁連さんとの合意にかかっている状況です。

■長野県水産史公開

組合長会議にて長野県水産史をオープン化し、書籍をどなたでも閲覧できるようにしたいと考え皆さんの合意を確認させていただきました。結果として公開にご了承いただきましたので、こちらの記事の作成後に公開準備を進めたいと考えております。

どうして情報の公開が必要なの?

これはぽっと聞かれると、なかなか説明するのが難しいのですが、私なりに考えた結論は以下となります。

  • 長野県水産史の古本がプレミアム化して手に入らないものになってきている。が!釣り人に共有するべき内容だと感じたため。
  • 漁協組織の透明性をアピールし、遊漁者へ向けどのような活動を行っているかを共有することが必要と感じたため。
    例:「何のために遊漁権を払っているかわからない」「ちゃんと活動をしているのか」といった声は、情報配信の少ない組織で発生してしまいます。情報を配信しないことは組織への不信感につながり、関心をなくしている気がしているのです。
  • 長野県の新聞社コンテンツは基本的に公開ができないため、漁協さんの活動を広報することが難しくなってきているため。
  • 組織のアーカイブが先祖の写真のように消えていっており、軌跡を追う手段が消失しつつあり、なんかさみしいと感じたため。

    ※管理人は本ページや企画を立案するにあたり考えるのは、基本的に家計単位で問題意識から考えます。デジタル化といってもあまり大したことが出来ないのですが、家庭では写真整理や家系図整理、パソコンに弱い祖父祖母・父母の家庭の出張電気屋に変身する機会などが多々ありますので。。。。同じことが漁協さんにも起きていてると感じておりまして。。。私はお手伝いできるところをお手伝いさせていただきたいな。。と思うようになりました。

正直なところ、沿革情報では組織がすでに見えなくなりつつある気がしております。どんな団体であり、どんな苦労をされて今の漁協があるかを共有できるようにしたいと考えました。とてもマニアックな分野になっているので、なかなか情報を探すのも一苦労です。一般的な内容を皆さんにも共有できるように、現状スキャンデータではありますが、PDFにて配布しますので今しばらくお待ちください。

公開後の発展と可能性

一般の遊漁者が”釣り”の楽しみの他に環境や組織を考えていただけるようなそんな発展が望ましいと考えております。添付の動画は、そういった活動や情報公開をされる方の動画です。だんだんと一般化していく情報であれば、時代の流れに沿ってみるのもよいのかな~と管理には思うところであります。

おまけ

管理人が何かできないかなーと考え、少し遊んでみた音声合成さんによる長野水産史朗読。
岡田斗司夫さん、ひろゆき、成田さんより、、、ひろゆき癖強いな。。。

Voiced by https://CoeFont.cloud

上記サイトより音声制作テスト実施

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